そっと広い部屋に通り過ぎた 春風の肌触りだけ 残してはすぐすり抜けていく ぎゅっと握りしめた温度さえ 少しづつ忘れていくから 僕たちの今は離れていく 失ってから気付くようじゃ あまりに遅すぎるんだ 誰を待っているかすらも 忘れる日が来ると 君の背中が小さくなる 深い歴史を置き去りにして 囚われた僕の光は 君の言葉の中に 例え無理と分かっていても 君の記憶に居続けること そこに意味はなくても ここに確かにあった 愛を　愛を 確かにあった 愛を　愛を　愛を... 君の背中が小さくなる 深い歴史を置き去りにして 囚われた僕の光は 君の言葉の中に 僕の呼吸が小さくなる 深い祈りを送り続けて 囚われた僕の光は 君の心の中に いつまでも

「かくれんぼ」 もういいかい？ もういいよ ちっちゃな頃から 何度だって遊んで 僕だけがいつもあっという間に もういいかい？もういいよ 君を見付けていた ちっちゃな頃には 知らなかった気持ち 僕は少し恥ずかしくなって もういいかい？まーだだよ　 君を遠ざけた 今更「好き」とは言えない 情けない僕さ 変わらない秘密のあの場所で 君を待ってる もういいかい？もういいよ 君をちらり盗み見るかくれんぼ こんなに足跡付けているのに もういいよ　まーだなの？ １０数えても君は来ない もういいよ　もういいよ　もういいよ もうやだよ　けど待つよ 素直になれなくて 傷つけてしまったり 何となく自分がわからなくなっても もういいかい？もういいよ 君はここに居るよ 夢を抱いたなら 誰よりも頑張って 涙我慢する癖　変わらないね もういいかい？　もういいよ きっと見付けるだろう 大事な「好き」から逃げない 隠れない君さ 変わっていく秘密のこの場所は もう忘れてね もういいかい？もういいよ 君は大人になるんだ　かくれんぼ どんなに恋しいと思っていたって もういいよ　もういいよ １０数えたらサヨナラしよう もういいよ　もういいよ　もういいよ けどやだよ もういいかい？もういいよ 君の目の前居るのにかくれんぼ 残らない足跡に気付いてしまった まーだだよ　まーだだよ 100数えたらまた遊ぼう もういいかい？　まーだだよ　もういいよ 「好きだよ」と伝えるよ