作品ID:A304
クリエイター名:
Yori
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クリエイター名
E238
卒塔婆 しお
ストーリー
E248
卒塔婆 しお
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クリエイター名
D195
H∀RUゝ(ハルル)
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クリエイター名
B384
小山 勇一
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C384
小山 勇一
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作品ID
クリエイター名
C161
青葉 ちむ
歌詞
C340
なつき めい
歌詞
C384
小山 勇一
歌詞
B384
小山 勇一
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作品ID:
B384
クリエイター名:
小山 勇一
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作品ID:
C161
クリエイター名:
青葉 ちむ
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君への失恋1日目 降り続ける雨が 僕を表してるみたいで すこし虚しくなった 君への失恋3日目 大好きだったたばこも 今日は不味く感じた 僕には何もなくて ただ 暗く濁った雨雲が 消えてくれるのを待つだけなんだ 雨が嫌だから きっと僕は傘を差すんだろう 濡れたくないから きっと僕を偽るんだろう 突然の雨にも動揺しない そんな心が僕には欲しい 君への失恋1週間目 あんなに降っていた雨が 突然やみ出して 少し寂しくなった 君への失恋2週間目 君が嫌いだったたばこも 今日はやめることにした 僕は相変わらず空っぽ あぁ、今日の君は どこかで 誰かの前で 綺麗に笑ってるんだろうな 雨がうざいから きっと僕は傘を差したんだろう 濡れたくないから きっと雨を避けたんだろう 突然の晴れにも動揺しない そんな心に僕もなれたら まだ雨がやまないから きっと僕は傘を差すんだろう また濡れたくないから きっと僕は傘を差すんだろう 突然の雨にも動揺しない そんな心に僕はなりたい 突然の晴れにも動揺しない そんな心に僕はなれない。
作品ID:
C340
クリエイター名:
なつき めい
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占いだって 迷信だって 神様だって 僕たちだって 自信足らずのエビデンス だから まだ まだ まだ まだ 全然何もわからないよ 友達だって 恋人だって 母親だって 僕たちだって 約束やぶりポーカーフェイス だから まだ まだ まだ まだ 全然何も許してないよ 煙草と自分 どっちが好きか選べない ねえ明日 雨が降るね 雨が降るね 今日はこんなに快晴なのに ねえ明日 君に会うよね 眠れないよね 今日はこんなに快晴だけど ねえ明日 雨が降るね 雨が降るね 僕たちきっと もう終わりだね
作品ID:
C384
クリエイター名:
小山 勇一
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あぁこれが現実というなら こんなものが人生というなら 煙が絵にしみても涙だけで 痛みも感じないや 吐息交じりに消えて 行くのは胸の奥に入れたはずの 思い出もさ 捨てたらなかったことにできたんだ いつもは楽しい道も 雨のせいなのか 前が見えないや 右手でもつ傘はさ 体温なんてものは 感じないし 落ちたしずくが今日は 肩には当たらない不思議な帰り道 空も泣いてるよ 沿路沿いにはつぶれた空き缶と 中は詰まった昨日の僕 もう笑い顔さえ忘れたんだ ただ ただ ただ 君の横で過ごしていたんだ 遺してたこと 気づかないまま 雨の中雨宿り 一人 やまない中 目をこすったピエロ あぁ 未来を覆う景色から かくれんぼ上手なウサギ きっと寂しさには勝てなくなるから 待つから出てくるまでずっと ここで待ってるからだから 時計の針が進む場所なく さぁ見えた過去みないふりして ねぇどこで見る景色違えたの まだ まだ まだ 雨が降る 甘い香りが残る何かが こびりついた もう二度と戻れない 二人覗いてはただ疑った未来 (それが「大切」だと気づいた時、 あなたならどうしますか? 僕はそっと見守ります。 僕にできることがあるなら手を貸しましょう。 でもそれは 「大切」が歩む道だから。 行きたい方へ行かせてあげるだけ。 僕はただ…) 雨の中 思い出すのは いつになっても 君の笑顔 遠ざかる背中見て 一人泣かない心をつたった雫 雨が止む曇る目の前 こする今も痛む目尻 傘の中 濡れた心 ふたりやまない雨降りしきったままで
作品ID:
D195
クリエイター名:
H∀RUゝ(ハルル)
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作品ID:
E238
クリエイター名:
卒塔婆 しお
タイムラグ
君が決めた選択に間違いはない。 君に振られたあの日。 僕は、君を追いかけなかった──……。 霧立ち込める夜の港に、大粒の雨が降り注ぐ。 助手席に放置していたビニール傘を持って外へ出た。 湿気ったタバコに火をつけると、甘ったるい香りが体中に纏(まと)わりつく。 こうしていると、彼女とのかけがえのない日々が今にも蘇(よみがえ)るように思えた。 このまま君との思い出とともに、紫煙に消えていければいいのに……。 彼女と出会ったのは大学二年の春。 僕は、個別指導塾でバイトをしていた。 受け持った生徒のひとりが、当時、高校三年生の彼女だった。 打ち解けていくごとに、二人とも、幼い頃に両親が離婚しているという共通点があることがわかった。。 彼女は母方に、僕は父方に預けられた。 彼女は父親が、僕は母親が好きだった。 お互い好きな方に見捨てられたというわけだ。 付き合おうと言ったのは、彼女からだった。 まさか両思いであるとは思いもよらなかったので、僕は柄にもなく気持ちが沸き踊っていた。 彼女となら、上手くやっていける自信があった。 変化が訪れたのは、彼女が大学に進学してからだった。 彼女を学内で見かけて感じたことは、彼女はかなりモテるという事実だった。 講義の合間には、毎回、違うお友達がそばにいるし、彼女もなんだか普段より明るく見えた。 今になって思うと、そちらの方が彼女の本来の姿だったかもしれない。 だんだん会うことも少なくなって、たまに会えば気まずい沈黙が流れるようになっていた。 彼女が何を考えているのか。僕にはさっぱりわからなかった。 別れ話を持ち出したのも彼女であった。 ちょうど僕が大学院に入った頃だ。 僕は、自分でも意外なまでにすんなりと別れを受け入れていた。 きっと僕よりも彼女に似合う人がいる。 そんな気がして止まなかった……。 ——流行りのJPOPに合わせてスマホが点滅する。 眩い光と、けたたましいメロディの双攻撃に軽いめまいを覚えた。 認証ロックを解除し、電話にでる。 「はい」 「颯太、ちょっといいか」 「教授? お疲れ様です」 「学外で教授はやめろと言っただろ」 「……父さん」 「ちゃんと挨拶しないと失礼だろ。それとも父さんの再婚に反対なのか?」 わかっているよ、父さん。 彼女は僕の元カノで、父さんの再婚相手だろ。 僕も彼女も、互いに欠如した親の影を追いかけていたのかもしれないな。 なぁ、俺たちって—— ほんと不憫だよな。
作品ID:
E248
クリエイター名:
卒塔婆 しお
タイムラグ
君が決めた選択に間違いはない。 君に振られたあの日。 僕は、君を追いかけなかった──……。 霧立ち込める夜の港に、大粒の雨が降り注ぐ。 助手席に放置していたビニール傘を持って外へ出た。 湿気ったタバコに火をつけると、甘ったるい香りが体中に纏(まと)わりつく。 こうしていると、彼女とのかけがえのない日々が今にも蘇(よみがえ)るように思えた。 このまま君との思い出とともに、紫煙に消えていければいいのに……。 彼女と出会ったのは大学二年の春。 僕は、個別指導塾でバイトをしていた。 受け持った生徒のひとりが、当時、高校三年生の彼女だった。 打ち解けるうちに、二人とも幼い頃に両親が離婚していることがわかった。 彼女は母方に、僕は父方に預けられた。 彼女は父親が、僕は母親が好きだった。 お互い好きな方に見捨てられたというわけだ。 付き合おうと言ったのは、彼女からだった。 まさか両思いであるとは思いもよらなかったので、僕は柄にもなく気持ちが沸き踊っていた。 彼女となら、上手くやっていける自信があった。 変化が訪れたのは、彼女が大学に進学してからだった。 彼女を学内で見かけて感じたことは、彼女はかなりモテるという事実だった。 講義の合間には、違うお友達が毎回そばにいるし、彼女もなんだか普段より明るく見えた。 今になって思うと、そちらの方が彼女の本来の姿だったかもしれない。 徐々に会うことも少なくなって、たまに会えば気まずい沈黙が流れるようになっていた。 彼女が何を考えているのか。僕にはさっぱりわからなかった。 別れ話を持ち出したのも、彼女からだった。 ちょうど僕が大学院に入った頃だ。 僕は、自分でも意外なまでにすんなりと別れを受け入れていた。 きっと僕よりも彼女に似合う人がいる。 そんな気がして止まなかったから……。 ——流行りのJPOPに合わせてスマホが点滅する。 眩い光と、けたたましいメロディのダブルパンチに軽いめまいを覚えた。 認証ロックを解除し、電話にでる。 「はい」 「ちょっといいか」 「教授、お疲れ様です」 「学外で教授はやめてくれ」 「……父さん」 「ちゃんと挨拶しないと夕栞(ゆうか)さんに失礼だろ。 それとも父さんの再婚に反対なのか?」 今日は父さんの再婚相手である夕栞さんと、三人で夕食をとる約束だ。 そして、夕栞さんこそ僕の元彼女である。 「ごめん。今から行くよ」 父は僕らが付き合っていたことを知らない。 知らない方が良いだろう。