作品ID:A377
クリエイター名:
芦屋 マキ
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作品ID
クリエイター名
E095
hime
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D190
花奈 -KNA-
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クリエイター名
B371
花奈 -KNA-
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C371
花奈 -KNA-
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クリエイター名
C371
花奈 -KNA-
歌詞
B371
花奈 -KNA-
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作品ID:
B371
クリエイター名:
花奈 -KNA-
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作品ID:
C371
クリエイター名:
花奈 -KNA-
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「ハルヒ」 嗚呼 最愛な人がいた 昨日のことのように 覚えている それは まるで 青い春の暮れ 揺れる陽炎 絶え間なく叫ぶ声は 届かない 永遠に 誓った 未来に 君はいない 巡りゆく季節を 彷徨うだけ 永遠に 僕は、一体 もういいよ いいの 壊して 欲しいよ 欲しいの 臓器に絡まった ライフライン解いて そう君が願うほど 春は過ぎた 止めどなく綴る術を 繰り返す 日々に 縋った未来に 君はいない ただ願い嘆いた 行かないでと 日々に 僕は、一体 絶え間なく叫ぶ声は 届かない 永遠に 誓った 未来に 君はいない 巡りゆく季節を 彷徨うだけ 永遠に 僕は、君は、一体なんだ
作品ID:
D190
クリエイター名:
花奈 -KNA-
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作品ID:
E095
クリエイター名:
hime
無し
「もう、私の事は忘れて。」 ハルヒは病院のベッドに横たわり 窓の外の景色をただぼんやりと見つめていた。 「…ハルヒ…何を…?」 ベッド傍の小さい椅子に座っている僕は、ハルヒの言葉に、耳を疑った。 「私はもう…楽になりたいの。いつまでも、私の好きな私でいたいの。」 そう呟く彼女の目から、一筋の雫が流れ落ちた。 「…一体どうしちゃったんだ?ハルヒ。らしくないよ?」 僕の理解は追いつかない。 思い切って出した言葉に、配慮の余裕などなかった。 「私らしい…ね。私らしいって、一体なんだったのだろうね。」 ハルヒの視線は、まっすぐ外の景色に向けられた。 「…君は、美しい。そうだね、まるで輝かしい青春の夕暮れのような、暖かく、優しい。」 僕は、必死に胸の中に浮かぶ言葉を連ねた。伝えたい気持ちだけを、思いつくだけ。 「…そうね。私も、いつまでもあなたのその夕暮れでありたい。」 ハルヒにほんの少し光が戻った気がした。 「これからもそうさ。ハルヒは僕にとって、春の暖かい太陽のような存在だ。」 恥ずかしさなど、最早無かった。 「…一体、いつまでそういられるかな。」 ハルヒの光は、蝋燭の火のように一瞬だった。 「え?」 僕はまた、理解に苦しむ。 「…私はもう、暖かさも、優しさもないの。」 ハルヒの姿は、小さく儚い。 「ハルヒ…何を言っているんだ!」 僕はまた、取り乱す。 「…私は、ただ冷たく消えていく。」 ハルヒの声は、か細く、切ない。 「君は一体、何を言っているんだ!」 ハルヒ、ダメだ!行かないで…! 「…もう、辛い思いは嫌。あなたに期待させたくない。」 僕の思いは、ハルヒに見透かされている。 「ハルヒ…」 「私は、もうダメみたい…。」 ハルヒはひどく咳き込む。 「ハルヒっ!」 ナースコールはどこだっ! 「…これが、私を苦しめてるのね。」 体に無数に繋がれた管を、震える手でハルヒが掴む。 「…ハルヒっ!ダメだ!待ってくれ!」 ダメだ。ハルヒが遠くに行ってしまう。 「…私、本当に太陽になるね。」 ハルヒは眩しい程の笑顔を見せた。 「…ハルヒっ!!」 僕の声は、ハルヒに届くのだろうか。 そんな僕の弱さで、ハルヒを守れるなんて思ってなかったが、それでも、それでも僕は… 「ハルヒ…君は一体…何で…」