レゲエ調のため息たなびかせ ボクらは街を闊歩する 肩口のワッペン外して ついてきた犬にやる 朝日より濃い夕陽を背に ノドはジリと乾き覚え 足音はそろうことなく だけど無敵と叫びたい 鉛筆置いたままの教室 いつもは置き去りのボクらが 先生たちを置き去りにする 怖くて 怖くて 気づけば歌が弾む 果てのない空を やわらかな風を ボクらは味方に ボクらの力に 飾らない夢を 永遠の歌を ボクらは味方に ボクらの力に どうすればいいの? こうすればいいの? どこまで歩き続けるの? 反骨純心旅団 やたら甘いジュース飲み干して 舌を真っ赤に染めてみる ポケットの中のタブレットも ついに川に投げ捨てた お腹が空いてはボクらも 人並みのわがままと甘え 足音は時に途切れて だけど負ける気などしない カードキー　トイレに流して ゼロになって逃げたボクらは 自分の名前も忘れた 
怖くて 怖くて 気づけば歌が弾む あたたかな海を 清らかな雨を ボクらは味方に ボクらの力に 人肌の恋を 常温の愛を ボクらは味方に ボクらの力に どうすればいいの? こうすればいいの? いつまで歩き続けるの? 反骨純心旅団

満月の見えない日 真夜中一人僕は歩き出す 目的もなくふら ふら 暗闇街頭の道しるべ 光の中に僕は逃げ出した 近場の裏路地駆け込んで 籠城きめこみゆら ゆら 特別何も買うものなくて わけもなくビール手にとって見た 肌寒い秋風が 僕の手を導いた なんにもないこの静寂な夜に 明日のことなんて 誰もわからない 満月が見えた あの頃思い出す