作品ID:A467
クリエイター名:
seki
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作品ID
クリエイター名
E217
木雨 朱鷺
ストーリー
E196
kokage
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クリエイター名
D152
こま&MAYA
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D076
ガリナミンV
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クリエイター名
B248
たちばな ごん
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C254
たちばな ごん
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クリエイター名
C254
たちばな ごん
歌詞
B248
たちばな ごん
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作品ID:
B248
クリエイター名:
たちばな ごん
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作品ID:
C254
クリエイター名:
たちばな ごん
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波に乗り流される キオクの小舟たちを 水底で見つめてる 遠い過去を想い 止まることの無い 未来を喪う過ち 泡のように消えた 還らない命 キオクを運ぶラメール 想いのカケラ集めて キオクを紡ぐラメール 祈り捧げるため 陽の光ゆらいでる 静かな水の砦 水底にただ独り 遠い過去を読む 届くことの無い 未来を信じる願い 水に溶け消えた あたたかい心 時が経っても 叫んでみても 癒やされはしない 「わたし」のココロ キオクの中のラメール 戻らぬものであっても キオクを運ぶラメール 想いのカケラ集めて キオクを紡ぐラメール 祈り続けるため
作品ID:
D152
クリエイター名:
こま&MAYA
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作品ID:
D076
クリエイター名:
ガリナミンV
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作品ID:
E217
クリエイター名:
木雨 朱鷺
無し
少女は日の光の下で、ただ読み進める。小瓶の中から誰かの記憶のカケラを取り出して。 「今日でこの世界ともお別れらしい」 それは誰かの遺書だった。少女は遺書など書く機会は与えられないだろう。 「ごめんなさい、私が先に逝く事をお許しください」 それは誰かの懺悔だった。ただ残されたものを案じていた。少女は赦しを乞われる側だった。 「ああ、神さま、この子が幸せに暮らせますように」 それは誰かの祈りだった。少女は祈りを捧げられる側だった。 「あの日、君と過ごした日が1番幸せだった」 それは誰かの思い出だった。少女にはそんな記憶はない。 「 」 それは誰かの…… ここは元は祈りの場だった。神に祈りを捧げる神聖な場所。そんな場所でも今は誰もいない。草木が建物を覆い隠し、ヒトは影さえも消した。近くの海に流れ着いた、想いのカケラが詰まった小瓶を集めては祈りの代わりに並べるだけ。 日が昇れば海へ行き、波と戯れる。小瓶が流れつけば祈りの代わりにする。決して代わり映えのしない1日が過ぎていく。 今日もまた1つ小瓶を拾った。中身は未来への希望が書かれていた。素晴らしい世界であろうという希望が。 「この世界は前から代わり映えなんてない。あなたたちが消え去ってもね」 少女の言葉を聞くものはここにはもうとっくにいない。海だけが言葉を拾い、溶かした。 ヒトがこの地から姿を消して短くない時が過ぎていた。今は小瓶に残された、誰かの記憶を、天使と呼ばれた少女はただ引き継ぐだけ。
作品ID:
E196
クリエイター名:
kokage
無し
地球が海に飲み込まれて久しい この海で生まれた私は 地上の暮らしなど知らない 海の暮らしはどこまでも孤独で自由だ 地上で暮らした人間達が望んだものらしい テレパシーは自在だ 繋がりたい時にだけ繋がればいい 消したいものはいくらでも消せる 私の脳からデリートすればいいだけだ 私の脳に存在しないものは 世界に存在しないのと一緒だ 私は私の思うままでいればいい 自分に優しいものだけ 自分に心地いいものだけ 自分に都合のいいものだけ この街が海に飲み込まれる前 ここにあった暮らし ボトルに詰められた手紙に 人間たちの想いや生き様を知る 共に過ごす喜びと そこから始まる誤解、すれ違い、裏切り 掴み取る喜びとその裏側にある 駆け引き、敗北、欲、嫉妬 幸せな思い出の横には 心残り、後悔、過去への執着 人間の望んだ通りに この海はその苦しみを飲み込んだようだ それと引き換えに私たちは 共に過ごす喜びというものは知らない 切磋琢磨する清々しさというのも知らない 都合のいい記憶だけが残る私の心は 幸せというよりは無だ 彼らは私たちのこの姿を見て 喜ぶのだろうか 私は ボトルに詰められた手紙を読めば読むほど 光と闇の間を揺れ動く 懸命で儚い人間たちの心に 惹かれ憧れ 触れてみたくて堪らなくなる 身を切られるほどの苦しみを 震えるほどの喜びを 光と闇のコントラストから生まれる 眩いばかりの輝きを この身体にこの心に感じてみたいと思うのは 知らないからなのだろうか 知れば人間たちと同じように そこから逃れたいと 思い始めるのだろうか 人間たちの記憶は 今も水面に揺蕩い続けている その無数の記憶から 彼らの果たせなかった想いが 今日もきらきらと水底に降り注ぎ続ける 彼らが本当に望んだものは 彼らが本当に辿り着きたかった場所は 私たちはここから何を望もう