作品ID:A513
クリエイター名:
てたのん
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作品ID
クリエイター名
E322
ザビエル. T
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D135
空華 オキ
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作品ID
クリエイター名
B173
T-J
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C182
T-J
歌詞
B068
やこ ひろゆき
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C078
久遠 真雪
歌詞
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C182
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B173
T-J
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久遠 真雪
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B068
やこ ひろゆき
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作品ID:
B173
クリエイター名:
T-J
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作品ID:
B068
クリエイター名:
やこ ひろゆき
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作品ID:
C182
クリエイター名:
T-J
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人類革命 瞬間移動 だけど実験失敗 身体は蒸発して 水蒸気の僕 飛んで雲の上 風の勢いで飛び出した 見下ろした目に写ったのは いつも見ていた街並み あの日笑いあった君 秘密基地にいるかな どうせ降って終わりなら 君の近くがいいな 気まぐれな風乗って 空を舞う 叶うならまた戻りたい 何もないあの日常に 叶うならただいつまでも 君の横で笑っていたい 続く空の旅 今日で5日目 そろそろ高度が下がりだす頃で 水蒸気の僕 飛んで街の上 降りれる場所を探してる 見下ろした目に写ったのは どこか知らない街並み あの日笑いあった君 今はここにいるかな どうせ降って終わりなら 君の近くがいいな 気まぐれな風乗って 空を舞う 叶うならまた戻りたい 何もないあの日常に 叶うならただいつまでも 君の横で笑っていたい 叶うならまた戻りたい 何もないあの日常に 叶うならただいつまでも 君の横で笑っていたい
作品ID:
C078
クリエイター名:
久遠 真雪
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「見つけたよ」 見つけたよ やっと会えた 探してた いつだって あなたが見える あたたかな手を 重ねたら 幸せを 今描く 夢みたい もう一度触れた そのぬくもりと笑顔 続く日々 輝く季節を あなたと行く このままずっと
作品ID:
D135
クリエイター名:
空華 オキ
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作品ID:
E322
クリエイター名:
ザビエル. T
無し
夏の浜辺だというのに、人気まばらな日だった。南中に太陽が来始めたころだというのに一向に人がやってくる気配はない。むしろそれが好都合だと、彼女は笑みをこぼした。 「このあたり…だったかな」 浜から少し離れた岩場に彼女は場所を移していた。浜に人がいなければこちらに来る人は誰もいない。 人に見られるのはよくない、というわけではないが、多少ややこしくなるなと感じていた彼女からすればいい状況だった。 目の前にあるのは潮が満ちて大海原と繋がった大きな潮だまりで、引き潮の時には池のようになる場所だ。透明度が高いがすぐに深くなっていて、2歩先の底が既にかなり遠くにあった。 彼女はその中に飛び込んだ。岩肌がはっきりと見える中、すうっと黒い影が走った。魚のような形をしていた影は段々と人間のような形に変えていく。 (来て) 水中で彼女は短く念じた。 人間のような形に変わりつつあった影から手が伸びてくる。 ピタっと手のひらが重なった瞬間、息が楽になった。まるで水中で呼吸する魚のように、口を開けても鼻で吸っても水が入っても苦しくならない。 (また、会えたね) 水の中を生きるその影が顔を正面に向けた。人間とほとんど同じ形をしているが、その瞳はガラス玉のように透き通っていて、目の中からぴかぴかと輝きが放たれている。 1年前、彼女が海に流されたときに助けてくれたときに見た存在と同じ影が今、彼女の目の前にいる。夢のようだと思っていたその存在に、今触れている。きっとその影は、水の中に生きる人魚のような存在だと感じられた。海の中でお互いに息を自由に吸えるのはその影のおかげに他ならないだろう。 言葉を介さずとも、その影とは通じ合えているように思えた。彼女の思いに、少し照れ臭そうに影は目を伏せる。その様子が、彼女には嬉しくてたまらなかった。 夢のような去年の出来事。 それを塗り替える今年の出来事。 海の中で、彼女と影は歩き始める。