いつでもそばにいてくれるから ずっとこのままでいられる 変わらない日々でも構わない 当たり前の事がうれしい 時にはおいてけぼりなんて日も 笑い話になった あなたの好みならば覚えてる 話しかけてくれたから 思い出のひとつひとつ　雲の上に残し 時代が変わる事を受け入れる運命 今までの思い出も　受け継がれてゆくから 僅かばかりだけどあと少し 触れて触って話そう さよならは言えないけど　熱を感じていて もうすぐ新しい私　始まる時間だね さよならは言わないけど　ただ愛してくれて ありがとうの言葉だけは　伝えられないけど 変わらないその愛情　忘れたりしないから

＜アンドロイドとして＞ 生まれた日から設計された　 役割とか生きる意味とか 感情なんてさ　持てば赦されぬ 最初から教えられたんだ だけど誰かを真似ているの 自分自身もうわからないけど おかしなもの　胸に湧いてくる ココロなんてさ　ないはずだのに 砂漠の　上で 歩き　続け たとえ錆びついて壊れてもう 埃まみれ　穢れたまま この歌　　歌おう ああ　僕らはただの物だから　 壊したら捨てられるという存在 喜怒哀楽どうでもいいや 選択すらもできない　僕らは 静かに雨の中で歩く 次の居場所はどこだ 消えてくれって言われた日から 期待に応えて　遠くに行くんだ サイレンの音が響いても 果てない場所へ歩き続ける 砂漠の　中で 回り回って 次の命令を待っているだけど 誰も来ない　ひとりだけで 機能停止　迎え ああ　止まっちゃった　そろそろ限界なのか それで全てが終わるでしょうか 忘れ去られるかな 目閉じて体寒くなってきた それで夢の世界に行ける 礫の中で眠る あ、どして頬を濡れてきたですか 何も見えないから分かんない まだ雨降ってるなのか ああ　僕らはただの物だから　 願いさえ感情さえ持っていかない 今まで覚えるんだ この呪われた世界の中 最初の最後の歌　歌って そのまま廃墟に眠る 千年の約束とともに