作品ID:A640
クリエイター名:てつてて
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作品ID
クリエイター名
E121
黒崎 ろく
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D275
夜神 葵
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作品ID
クリエイター名
B382
RIM Cyuaan
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B210
金平糖
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C211
金平糖
歌詞
B101
Cabochi
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C109
U
歌詞
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作品ID
クリエイター名
C211
金平糖
歌詞
B210
金平糖
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C109
U
歌詞
B101
Cabochi
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作品ID:
B382
クリエイター名:
RIM Cyuaan
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作品ID:
B210
クリエイター名:
金平糖
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作品ID:
B101
クリエイター名:
Cabochi
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作品ID:
C211
クリエイター名:
金平糖
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自分の中で崩れる幻想 肥大する自己受容 何かを求めて彷徨っていた君と僕とで白昼夢を行く 取り返しのつかない選択など青いバラのよう 束の間に消えた青い鳥の面影を 拭い真っさらにできたら楽だろうな 満たされぬ日々を共に過ごした君に アイリスの花を贈らせて欲しい
作品ID:
C109
クリエイター名:
U
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す 開けれど 覚めれど 世も夜も余も どうも出来レース 行く末までの ド線上戦 はしゃげど 憂えど 万一、同なら いざ挑もう 見物心じゃミリも知れぬわ あなたがすき すすすすすき 胸の文を詠う 詠まぬ 覚悟なさい そのプラウド 人生道ガチ勢 突然変異 稀なる雷の音が 未来を覆してくれる 一秒一歩 戯れ願う魔を刺し すきの「す」発動しよか 鼓動と時計の 針をハモらせて また逢おう あれから数多 間違えたろう 足跡刷るなら 風に本心は蝕まれ 運命論者 机上を削る すぐ忘れる キミもボクも あの雲だよ 空の麓で 自由なんだ 轍のない 人生道 麗しゅう 段々相違 ココロは変幻に 変わらぬ想いも抱え込み 一喜一憂 メンタルナブラレシ この「す」の向こうへ馳せる すすすすすす すすすすすき あなたがすき すすすすすき ゴールなんぞ どこでもいい 人生道乙勢 突然変異 稀なる雷の音が 未来を覆してくれる 一秒一歩 戯れ願う魔を刺し すきの「す」 発動しよか 段々相違 ココロは変幻に 変わらぬ想いも抱え込み 一喜一憂 メンタルナブラレシ この「す」の向こうへ馳せる
作品ID:
D275
クリエイター名:
夜神 葵
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作品ID:
E121
クリエイター名:
黒崎 ろく
無し
「浮上準備を行え!」 艦内に響き渡る号令。 「一昨日放した鳩が一羽、枝を咥えて帰ってきたんですって」 「陸があったってこと?」 ざわめく居住区を背に、息を弾ませながらハッチへと急ぐ。 「まだ開かないの?」 「なんだ、自分の仕事は終わったのか?」 「まだだけど」 2083年。 進行した地球温暖化は南極の氷床を溶かし、78%の地表は海へと沈んだ。 人類は「フネ」をつくり、海底へ沈んだ資源を採取しながら存続している。 「上げ舵一杯!」 「艦橋ハッチ開け!」 伝声管から飛び出る合図。 「お、来たな」 「開くの? もう出られる?」 「そんなに外が見たいのか?」 「だって、出たことないんだもん! いいところなんでしょ、陸って」 フネは狭く、重く、薄暗い。 ここでは誰もが仕事を与えられる。 仕事を上手にできれば褒めてもらえる。 何時でも労働力は足りていないから 誰もが必要とされ、食べ物という報酬があり みんな満足そうに暮らしている。 艦内の生活は、毎日同じで、 少し、息苦しい。 私はフネの中で生まれたから陸を知らない。 両親や、大人たちの嘆きを、憧憬を、郷愁を共有できない。 「お前はそのままでいい」とみんなは言うけれど。 ハッチが悲鳴にも似た音をたてる。 「あっ、お前、こら!」 職員の手をかいくぐり、光の中へ飛び出す。 「青い」 見上げれば、海とは違う、明るく、陰鬱でない青。 それを反射した海水は、艦内の窓から見る色と違って見える。 父から黙って借りた双眼鏡を目に押し当てる。 水、水、水。 「陸ってどれ?」 「貸してみろ」 循環機によって綺麗にされた空気ではなく、新鮮な、と言えばいいのか、 新しい空気によって確かに肺は満たされているのに、 空気以外の胸を膨らませていたものがしぼんでいく。 双眼鏡を渡し、振り返る。 水。青。 きらきら。 跳ねるサカナ。 水。水。 空、雲。 私は何を探していたんだろう。 陸を見つければ、もう息苦しくないと思ったのに。 喉を詰まらせるものを壊してくれる何かがそこにあると思っていたのに。 「お」 「陸!?」 「いや、他の鳩だ」 職員が口笛を吹く。 何かを咥えた鳩が降りてくる。 「青い花?」 「こりゃ、アイリスだな」 「アイリス」 「つーことは、陸は」 「向こうの方角」 フネは狭く、重く、薄暗い。 ここでは誰もが仕事を与えられる。 仕事を上手にできれば褒めてもらえる。 艦内の生活は、毎日同じで。 「私、自分の仕事に戻る」 最後に一度、深呼吸。 少しだけ息が楽になった、そんな気がした。