作品ID:A004
クリエイター名:
くりた ゆき
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作品ID
クリエイター名
E033
りるね
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D045
犬森 ふふ子
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作品ID
クリエイター名
B007
今井幹太
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C007
今井幹太
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クリエイター名
C007
今井幹太
歌詞
B007
今井幹太
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作品ID:
B007
クリエイター名:
今井幹太
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作品ID:
C007
クリエイター名:
今井幹太
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「The Songs For The Planet」 この広い宇宙の果てに どんな楽器があるの この暗い宇宙の海に どんな音符があるの この寒い宇宙の空に どんなコードがあるの この遠い宇宙の星に どんなリズムがあるの その一つでさえ 知ることもできず 時は流れてく この狭い空の下 果てしない時を超え 瞬いた星たち 今はもう歌えない 歌があるとしても いつまでも 君を待つ この青い地球の上で どんな歌 歌おうか テレパシー使えるのなら 頭に浮かべるから まばたきもせずに 空を眺めてた 迷わずに君に この歌が届くように 限りないこの宇宙に 燃え尽きた星たち 誰にも聴かれぬまま 孤独な塵と なる この地球もいつか 燃え尽きてしまう その前にいくつ 地球の詩 残せるだろう 果てしない時を超え 瞬いた星たち 今はもう歌えない 歌があるとしても 限りない距離を超え 描かれた旋律も 誰かの元へ届く この宇宙を響いて 聴かせてよ 星の詩
作品ID:
D045
クリエイター名:
犬森 ふふ子
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作品ID:
E033
クリエイター名:
りるね
無し
まさか寝坊するなんて思わなかった。 「…ふつう、置いていかないよね」 遠ざかる最後のシャトルを見上げながら、ミオは呟いた。 間近に迫っているジャガイモのような小惑星が、小ばかにするように見下ろしている。 「ふん。マッシュポテトにしてやる!」 拳を振り上げて強がった声が、がらんどうの街に響く。 ま、いいや。地球ひとりじめだ。ミオは窓を全開にし、リコーダーを取り出した。 学校では上手く吹けなかったけど、おじいちゃんのギターと一緒だと不思議と上手に吹けた曲。頼りない笛の音がビル街にこだまする。 そのとき― ―おお、音楽だ!― 頭の中に知らない声が響いた。 振り向くと、窓の向こうに人がいる。 空飛ぶ乗り物に跨がり、こちらに手を振っている。 ―君、私の声がきこえるかい― 「これ、テレパシーってやつ?あなた誰?」 ―私は宇宙海賊だ。大丈夫、危害は加えん― 「宇宙海賊?…ちょっとイメージが」 ―というと?― 「もっと、こう…黒いマントで眼帯してて顔に傷がある感じなのかなって。おじいちゃんのレコードの絵がそんな感じだったから」 ―レコード!今、レコードと言ったか!?― 「レコード知ってるの?昔のものだよ?」 ―そのレコードでこの星の存在を知ったんだ。先日、壊れた宇宙船から回収した― 宇宙海賊は指で宙にスクリーンを張り、映像を映した。 「これ教科書で見たよ。昔の人が宇宙に飛ばしたって。拾ってくれたんだね」 ミオは宇宙海賊の映像技術に感心した。 「でも、なんでレコードを?」 ―私が欲しいのは、レコードというよりも、音楽だ。それが、このゴールデンレコードにあった。衝撃を受けた!― 「そうなの。珍しかった?」 ―無いのだ、私の生まれた星には。音は情報伝達の手段に過ぎない。音楽とは、そういうものではないのだろう?― 「そう、だね。楽しむものだと思う」 ―楽しむ。音をか…やはり― 宇宙海賊は満足げに頷いている。 ―その価値観は新しい。ああ、音楽のことをもっと知りたい― 「じゃあ、おじいちゃんのレコードを全部あげるよ。おじいちゃんも喜ぶと思う」 ついてきて、とミオは外に飛び出した。 ―恩にきる!よければ君も乗ってくれないか、私の船に― 「海賊船?わたしも?」 ―私に音楽を教えてくれ。だが、急がねば、そろそろあいつが大気圏に突入する― 「うん、急ごう」 天国のおじいちゃん、聞こえますか。 わたし、宇宙海賊さんに音楽を教えに行くね。 星の世界で生まれる音楽って、きっと特別だよね。