窓を叩く雨が僕を起こすの 冷蔵庫の明かりで足元を照らす 「このままで君は本当に良かったの 今ならさ、僕を放して良いんだよ」 握りしめるシーツに君の手が重なる 針の音は止まって今瞬いたの 光る金色の雲に歌う、その度に揺れる空気が今は僕の全て 心臓がただ重い　君を探せない　歩けない このままじゃ僕はどうなっちゃうんだろう 今ならもう、どうでもよくなるんだよ 落ちだした雫に君が重なる あれまって、このまま覚めないでって、 暮れる朱色の街に手を振れば、ほら 揺れる空気があの時、僕の全て 光る藍色の空が見える、その度に触れる空気が今は僕の全て