作品ID:A122
クリエイター名:
SASANA
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作品ID
クリエイター名
E306
My own factory
ストーリー
E291
FGT
ストーリー
E191
daiti 文丸
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D177
かなめ
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作品ID
クリエイター名
B334
耀むー
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C333
耀むー
歌詞
B273
Scene
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C274
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歌詞
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耀むー
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作品ID:
B334
クリエイター名:
耀むー
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B273
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C333
クリエイター名:
耀むー
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ウルサイヨアケ 日毎に 狭くなる空 ノイズまみれの 幻想 余計な嘘 重ね着して 欲しいものは 背負えない 網の目に 消えてく声 投げる言葉は 空砲 水面(みなも)に浮かぶ キツネは 天気雨が 連れ去った 沈みきらない ソファーで 思い出す カハタレドキ 注ぎ込まれた 空気が 身体の奥 作り変えていった ありふれた 切なさに 妙に優しい 街の呼吸 あまりにも 静か過ぎて やたら ウルサイヨアケ 夜毎に 擦り切れる夢 舌に残った 喧騒 背中の羽の カモフラ 寂しい うつ伏せの骨 成り行き任せの I doじゃ モチベーション 保てない 所詮今は 理想論 あくびをする 白い月 泥で汚れた シーツを 噛む 残照と残影 赤くした目 瞑(つむ)るなら せめて 利口なウサギでありたい 冗談交じりの やりとりが どうしてこんなに 愛おしい 溢(あふ)れたら 河に託せばいい 響け ザワメクヨアケ 羽ばたく術は きっとあるよね 滑走路も 見当たらないけど 銀河の果てに 漕ぎ出すVoyage 冥王星から トゥーランドットへ 10年後には届くかな なんてね…… とてもとても 静かで ひとりぼっちなのかなって 零れ落ちた ポーカーフェイスな 雲だけど 明日は晴れるはず Woo... ありふれた 切なさに いつかは 慣れてしまっても この暁天(とき)を 忘れない だから ウルサイヨアケ またね ウルサイヨアケ
作品ID:
C274
クリエイター名:
Scene
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夜風にあたって 振り向きざまに 頬をなでる そんな風も 嫌じゃないけど... 黄昏る 淡いひと時 夕暮れと共に 何か 始まりそう そんな 幻想期待するよう あの頃の街は 誰かと似てるよう 何も変わってない 我に思い起こす 描く未来なんて訪れるのかな? 待っていても ダメだって知ってる 募ってく 不安で押し潰させそうだ 夢と現実 混じる 夜の街に飲み込まれてく さあ 手を掲げ 風に任せ 感情の 赴くまま 人々が 寝静まる夜 私だけの 特別時間 ときにはさ 誘惑拱く寄り道するけど この瞬間(とき)は 忘れられる気がした 夜の街 すき透る 夜の香り 高揚し 嫌じゃないけど いつまでも 甘えらえない 風まかせ 楽しいのも終盤 「ひとりじゃない」ってさ 朝焼けが語りかける
作品ID:
D177
クリエイター名:
かなめ
再生
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作品ID:
E306
クリエイター名:
My own factory
無し
いつまで、こんなことをしているのだろう。 古い木造のドアをくぐる度に思う。 勤めるガールズバー同様、他の店たちも灯りを落とし始めている。 街がやっと静寂に包まれる数時間。帰り道にある橋の上で一服するのは、もう習慣だ。 煙を闇夜に溶かしながら、私一人の反省会を開催する。 長い黒髪は清楚だと、常連のおじ様には評判が良い。 気取った赤いネイルと、猫を思わせるメイクもそう。 「今日も可愛いね」と言われ貰ったチップを数えてみる。 1、2、3。 もう、いいや。 ちやほやされる世界は嫌いじゃない。 ただ、田舎から背負ってきた相棒は、どんな気持ちなのだろう。 弾いた弦が悲しげに鳴く気がして、ギターは暫く触っていない。 燃やした煙草の灰が、川へと落ちてゆく。 私も、この騒々しい街で、ひっそりと朽ちていくのかもしれない。 歓迎されないそれも人生だ、なんて歌ったのは大好きなアーティスト。 その透き通った声に惹かれて、同じ街まで追いかけてきたのに。 ぐしゃりと札を突っ込んだポケットの奥、指先が何かに触れる。 取り出すと、百円玉が顔を見せた。 街燈が反射し、きらりと光る表面。そこに、元の持ち主が映った気がした。 「綺麗な声だね」と。 カラオケが壊れたからと、即興で歌わされた私に。 トレーニングもろくにしていない、怠惰な歌手志望に。 穏やかに笑った老人は、財布からそっとこの百円玉を出したのだっけ。 普段なら躊躇なく貰うのに、私は手すら出せなかった。 声に値段をつけることが、とても怖く思えた。 受け取ったが最後、このぬるま湯から出ていかねばならない気がして。 老人は不思議な人だった。見透かしたように私の拳を取り、開かせた。 そういうお店じゃないですよ、なんて得意の軽口すら叩かせない雰囲気で、私に銀色を握らせた。 「その声を、大切にしてね」 いつの間にか閉じていた瞼を、上げる。もう百円玉は鈍く鎮座しているだけだった。 それもそうか。 透き通った空気に、柔い緑の香りが混ざる。 あたりがゆっくりと熱を持ち、ほの明るいベールを纏い始める。 もう、朝が来る。 私も、止まっていられないな。 反省は良い。だがそこに揺られているだけでは意味が無い。 そんな単純なことを、あの老人は、嚙み砕いて教えてくれたのだ。 次は、良い歌を聴いてほしい。 水面が光を含み始める。何とはなしに、手をかざしてみた。 背後から昇る朝陽の輝きが、指先に絡みつく。 今だけおこぼれを頂戴ね、と小さく独り言ちたのだった。
作品ID:
E291
クリエイター名:
FGT
無し
ここはアーサー・コナン・ドイルが死んだ国。 ロンドンにあるロンドン橋で、名前も和訳も忘れてしまった歌を口ずさむ。 ゲール語なんてちっとも知らない。でも、知らなくたっても歌えるの。 時間が時間とはいえ都市だというのに人はいない。 連日、目にする新聞の連続殺人事件。 外出自粛でツマンナイ。 だからこっそりお外に出るの。それでロンドン橋を独り占め。観光客がいないお写真を撮り放題。 ここから何人の人間が飛びおりたのやら。 ロンドンにある橋、だからすなわちロンドン橋。正式名称はちゃんとあるらしい。 「ずいぶんと楽しそうだね」 果報は寝て待て。待ち人来たり。 無差別? 違う。法則性がある。それは被害者じゃなくって場所の名前。 「待っていたの。次はここだろうと思って」 さあ。 「へえ、どういうこと?」 さあさあ。 「咎人はあなたね」と指をさす。 さあさあさあ。 ここは、アーサー・コナン・ドイルが生まれた国。 でも犯人当てて終わりじゃあない。 これがミステリーだと誰が言った。ここから始まるのは素敵なダンス。 さあさあソレを懐から取りだして、誰もいない夜の街で最高にハイな死合いで踊りましょ?
作品ID:
E191
クリエイター名:
daiti 文丸
無し
世界は全て二面で出来ている。 表と裏。裏と逆。逆と対偶。光と影。 北と南。天と地。オセロの白と黒。 時間と空間。過去と未来。 どっちが好き? 全てを攫う巨大な何かに背後から襲われた。 轟音が鳴り響く後ろを振り返った。 ビル風が強く吹く。 なびいた髪が頬にイタズラする。 くすぐったい。 半分顔を隠した夕日と目が合う。 呆れながらニヤニヤしている。 始まる。心臓の動きが速くなる。 非現実的な現実が始まる。 夜はいつでも私の味方だ。 いや、私が夜の味方なのかも。 医者になりたい 最低年収800万と結婚したい メジャーデビューしたい なんていいよね。 医大行って 大変だけどやりがいあって稼げて、 女子力磨いて婚活 マッチングアプリも使わなきゃね、 路上で歌って 動画も撮って全国に発信しよう、 そんなの私にもあったらいいのにね。 私? ネイリストかアパレルかなぁ? 専ら志なんてない。 ホントになりたいんじゃない。 あるものの中から選んだだけ。 このままじゃダメなのわかってるけど。 (どうしたらいいの?) そんなモヤモヤを消す方法。 私と夜の二人だけ。特別な時間。 電柱に張り付けられた 整骨院の看板をまじまじと見たり、 活気がゼロの人ひとりいない 暗い焼肉屋さんを覗き込んだり、 街灯にシール貼ったの誰よ? 無駄にカッコいいし。 好きな音楽聴きながらスキップしたり。 たまに吹く夜風に 帆を張る海賊のように 指で風向きを視てみたり。 「私たちだけの時間邪魔しないでよ」 遠くで急性アル中が運ばれてく音がした。 夜が全部忘れさせてくれた。 分からない何かが見つかると思ってた。 二人きりの時間は 汚れた都会の空気さえ新鮮になる。 『好きな季節は?』って聞かれたら 迷わずに「夜」って答える。 この空気に包まれていたい。 あれ? 月、あんなに下にあったっけ? 夜の街って誰かに似てる気がする。 死んだじぃちゃん? 風邪ひいたときに 看病してくれる両親? 初めて付き合った年上の彼? 変わらない夜の街が 変われない私を笑うから 優しくて嫌。 嫌だけど…… 凄く懐かしくて嫌いじゃない。 イヤホンを耳に突っ込む。 この時間のこの風に ぴったりの曲がある。 教えてあげるよ。 「夜風にあたって」再生。 朝に向かって航海しよう。 月と太陽の逆転。 陰と陽のコイントス。 海の中から見上げた パステルブルーの空。 「また明日ね……」 【おはよう。独り言?】 「ひとりじゃない」 【そうみたいだね】 今日の朝はすごく機嫌が良いみたい。 私は朝に背を向けて 橋の柵の上で頬杖を穿つ。