作品ID:A203
クリエイター名:
加賀 直樹
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作品ID
クリエイター名
E118
杉咲 音也
ストーリー
E068
中川 裕規
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D126
JunCa
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作品ID
クリエイター名
B514
Kaneko T
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C522
Kaneko T
歌詞
B447
ぎんけつ
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C452
ぎんけつ
歌詞
B432
アイザワイクト
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C435
アイザワイクト
歌詞
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クリエイター名
C522
Kaneko T
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B514
Kaneko T
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ぎんけつ
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B447
ぎんけつ
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C435
アイザワイクト
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B432
アイザワイクト
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作品ID:
B514
クリエイター名:
Kaneko T
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作品ID:
B447
クリエイター名:
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作品ID:
B432
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アイザワイクト
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作品ID:
C522
クリエイター名:
Kaneko T
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この情報が錯綜する 散々な檻の中 情緒が奪われてく 淡々と今日もまた 相互に繋がってる 簡単すぎた罠 朦朧と薄れてゆく 覆面ディストピア ”正義”をつくりあげて ”当然”を押しつける 平気な顔で笑う 「応援型偽善者」 啓示は受け取らず 教典を書き上げる ページを埋めるだけの 能面メサイア 取り残された者たちの 叫ぶ声を夜空が食べ尽くす 仮初の威光を放つ 群れが見せる歪んだ幻想 たった一人孤独の中を あてもなく彷徨う日々に つぶやいた「サヨナラ」 明日がやってくる前に 嘘でもいい逃げ出せるなら 微かな光に手を伸ばす その光がたとえ 新たな闇を生み出そうとも 憎悪が膨れ上がり 行動に移し出す 方向が違うだけの 「応報型違反者」 0時を迎えた時 焦点が狂い出す 定理が見失われ 正面が変わる 見捨てられたことを理由に 振り下ろす拳の力強さ 武器を持つことのできない 群れが惑う新たな秩序 弱さを盾にした強さの 脆さに気づかぬフリして 太陽から逃げる 透明の桃源郷 足場が徐々に崩れ落ちる 不安定だらけの世界 本当はここから… そんなことわかっているけれど 誰かと違うことを 個性という名の鎖に 縛られ生きていくには あまりにも弱すぎたんだ 今を生きる誰かも 同じ痛みを抱え込む 傷だらけの世界で 雨が上がったその日から すべてを失った私に 残る一抹の希望が 最後の手段だと 気づかぬことができたなら 自分のためだったとしても それが何かを変えるなら これまでの涙に 意味を持たせるための旅へと
作品ID:
C452
クリエイター名:
ぎんけつ
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過去 現在 未来 昨日 今日 明日 どんな時 どんな瞬間でも 届かない 僕の声は 家 町 学校 東西南北 どんな位置 どんな場所でも 聞こえない 君の言葉 移り行く社会の中で 僕らは大きくなりました 沢山の優しさと 人を傷つける術を覚えて 僕らは賢く生きてきました 罪を犯しました 父さん 母さん ありがとう 知らない誰かに ごめんなさい それでもやっぱり愛されたい 知ってる誰かを憎んでたい 承認欲求 塊なんです 誰でもいいから見下したい 陰湿感情 膨張中 この現実から 逃亡中 この情けない人生に 順々たる青春を 薄暗い 曇り空へ 思いっきり叫んでみた 情けない こだま達が おもむろに落ちていった はい うん YES いや 違う NO どんな問い どんな答えでも わからない僕の気持ち あの あれ あっち その それ そっち どんな道 どんな方向でも 変わらない 君の行方 過去 現在 未来 昨日 今日 明日 どんな時 どんな瞬間でも 届かない 僕の声は 家 町 学校 東西南北 どんな位置 どんな場所でも 聞こえない 君の言葉 変わりゆく 時間の中で 僕らは変わっていくのだろう 沢山の愛しさと 抱えきれない不安を抱いて 僕らは図太く生きていく 泥に塗れて生きていく このやるせない後世に 惨憺たる祝福を 晴れ 雨 曇り 春夏秋冬 どんな空 どんな季節でも 伝えたい 僕の想い 好き 愛情 LOVE 嫌い 憎悪 HATE どんな意味 どんな感情でも 触りたい 君の心 過去 現在 未来 昨日 今日 明日 どんな時 どんな瞬間でも 届けたい 僕の声を 家 町 学校 東西南北 どんな位置 どんな場所でも 聞いてたい 君の言葉
作品ID:
C435
クリエイター名:
アイザワイクト
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雨中の街 昨日降っていた雨は誰かの街で降っていて。 きっと今も流れている涙の理由を分からなくしているんだ。 君のその声が僕に届かないのと同じように 今、僕が見えている苦しみは君の目に映らない。 それでもこの両目はあの虹を綺麗に見せるだろうか。 いまだ僕の真上の曇り空は晴れていないのに。 どんな顔をして笑えば良いんだろう。 僕がどんなふうに見えていますか。 あなたの望むように生きてはいけないよ。 そのまま僕を忘れて。 何かないかって自分でいる理由を探した。 次、目を覚ました時、僕が僕でないような気がして。 もうどうだっていいと思えたならどれほどいいだろう。 あの水溜りの中の僕はまるで宙に浮いていた。 雲が流れても街は暗いままだった。 何もないのは分かっていたんだ。 そもそも見ようとしてすらいないか。 僕は僕でしか生きてはいけないよ。 君のことも忘れて。 どんな顔をして笑えば良いんだろう。 僕がどんなふうに見えていますか。 あなたの望むように生きてはいけないよ。 そのまま僕を忘れて。 昨日降っていた雨は誰かの街で確かに上がった。
作品ID:
D126
クリエイター名:
JunCa
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作品ID:
E118
クリエイター名:
杉咲 音也
無し
きっと私は見逃したんだろう。扉にはこう書いてあったはずなのに。 “この家に女の子は要りません” たまらなく辛くなってまたここへ来た。いつもなら西日のおかげで少し暖かくなる時間なのに今日は違う。昨日降った雨のせいだろう。濡れた地面に反射する景色はよく見ると微かに揺れていて、ぼやけて映える色は何となく綺麗だった。例えば空に虹でも出ていたら……。早く家に帰ろうという気持ちになれるだろうか。 ――帰りたくない―― 今日は彼女たちの言葉にトドメを刺された。 「きっとミヤのお父さんは男の子が欲しかったんだろうね」 次の講義が始まるまでいつものように時間を潰していた時だった。中庭のテラスは雨でまだ濡れていて、去年まで堂々と設置されていた喫煙スペースの汚い吸い殻入れを囲むように置かれた古いベンチもその安定感が大好きだったのに、今では校内の隅へ追いやられてしまったので私たちは渡り廊下にある新しい長椅子に座った。 「ミヤの家って後継者は代々男なんでしょ?まぁ普通そうだよね」 「ミヤが男だったら絶対モテたよ」 私の苦しみを今後一切この子たちには見せないと心に決め微笑む瞬間だった。 「ほんと私、いらない子すぎたわー。時代遅れ過ぎるよね、跡継ぎなんて。えー、女の子にモテるかな~」 彼女たちに悪気がないことは分かっていた。いつもの調子を崩さず冗談っぽく返事をする自分にも問題があることも分かっている。これで生まれてきてしまった私に向こうから届く言葉は、私の存在を全否定する言葉でしかない。そんな相手から響く言葉なんて欠片もない。どんな顔をすればいいか分からない。こんなにも孤独でしんどい気持ちを知っていてくれる人はどこかにいるのだろうか。彼女たちと分かれてからずっとそんなことを考えているとすぐ側にある街灯がいつの間にか灯っていた。何も持っていない自分、逃げる勇気のない自分は今日もまた酷く惨めなこの身を背負ってあの家へ戻るのだろう。
作品ID:
E068
クリエイター名:
中川 裕規
なし
「私たち親友だよね?」が口癖の桜子に「親友ではないよ」「ただの友達だよ」と答え続けるのには、飽きた。 なぜ分からない? こういうことは、聞かれた私が違うと思ったら違うのに・・・・・・。 ただクラスが同じになっただけ、体育の時間に二人組になっただけ、屋上でお昼を一緒に食べるようになっただけ、そのお昼のお弁当を私の分も作らせているだけ、そして、桜子を殴る毒親をボコボコにしてやっただけ。それだけだ。 「友達の親を殴るって、重大なことでしょ」「え? なんで? むかついたら殴るよ。動物だもん」「普通は殴らないよ。しかも友達の親は殴らない」「そんなもんかな」「そんなもんよ」「わかった。学ぶ」「学んだら、親友ってなるでしょ?」「・・・・・・」 友達なんていらない。親友なんてもってのほか。私は一人で過ごす時間がたくさん欲しい。誰かと一緒にいて、寂しさを紛らわすなんて最低で、時間の無駄だ。ただ息をしているだけでも、一人でいれば幸せだ。ずっと、そう思っていた。 だから、桜子が行方不明になった時の喪失感は、私を驚かせた。何も手につかないし、ご飯も食べられない。目を閉じてもいつも桜子の顔が思い浮かぶ。 ああそうか、桜子は、私の親友だったんだ。 私は思い当たる場所を手当たり次第に探し回った。二人で行った遊園地、二人で行ったカラオケ、二人で行った海。 桜子の行方を知っている者は、どこにもいなかった。 私は繁華街をさまよい歩き、気絶して倒れた。 病院のベッドの上で、私は考えていた。 あの時、親友だと答えていれば、桜子は私の近くから離れなかったのだろうか。この行方不明は、必然だったのか。 その時、紙飛行機が飛んできた。 開くと『屋上に来て』と書いてある。 桜子の字だった。 屋上に桜子はいた。いや、桜子の姿をした誰かだ。私の知る桜子とは違う雰囲気があった。・・・・・・あいつか? 桜子から聞いていた。 桜子の体の中には、桜子以外に『別の人間』がいると。 実際に見たのは初めてだ。 「ありがとう。お前のおかげで自由になった」と、桜子の姿をした女は言った。「そうだな」と私は答えた。 でも、私は後悔していた。だから、それをそのまま口にした。 「桜子。帰ってこい。私は寂しい。お前は私の親友なんだ」 桜子の姿をした女は「もう遅い。遅すぎる」と笑い出す。 しかし、言葉とは裏腹に、女は泣いていた。 桜子だ。 私は全力で桜子を抱きしめた。