作品ID:A213
クリエイター名:
ますだ みく
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作品ID
クリエイター名
E210
大和田 拓
ストーリー
E078
高橋 優輔
ストーリー
E016
井草 葱子
ストーリー
E003
高原 かづる
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D007
やめまる
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D009
ミドリノ ハサミ
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D170
HK Yuri
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D179
かなめ
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D199
じょん
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D272
mamezo
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D276
詩音
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D280
K N
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作品ID
クリエイター名
B284
pota pota
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C287
pota pota
歌詞
B275
Scene
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C276
Scene
歌詞
B153
梶谷 晴日
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B084
ao no yoi
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C090
ao no yoi
歌詞
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クリエイター名
C287
pota pota
歌詞
B284
pota pota
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歌詞
B275
Scene
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C090
ao no yoi
歌詞
B084
ao no yoi
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作品ID:
B284
クリエイター名:
pota pota
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作品ID:
B275
クリエイター名:
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作品ID:
B153
クリエイター名:
梶谷 晴日
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作品ID:
B084
クリエイター名:
ao no yoi
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作品ID:
C287
クリエイター名:
pota pota
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言えない 言えない 言えない きっと君は知りたくない 聞けない 聞けない 聞けない きっと僕も知りたくない 言わない 言わない 言わない 知らないフリで構わない 聞かない 聞かない 聞かない そしてなぞる平行線 愛が目に見えたのなら 足りないピースを探しにいくのに 愛が目に見えたのなら 諦めだって つくかもしれないのに ただの傘が ただの助手席が ただの鼻歌が 全部 君の欠片になってゆく いらない イラナイ いらない きっとそこに居場所はない イケナイ いけない イケナイ こっちからは開けられない 冷たい 冷たい 冷たい 君がいなきゃ生きてけない 足りない 足りない 足りない そして続く平行線 愛が目に見えたのなら それでも嘘をつく生き物なのだろうか 愛が目に見えたのなら きっと僕は目をそらしてしまう ただの道が ただの珈琲が ただのイヤホンが全部 君の欠片になっている 入ってこないで 明日よ この窓にだけは 言えない 言えない 言えない きっと君は知りたくない 聞けない 聞けない 聞けない きっと僕も知りたくない 言わない 言わない 言わない 知らないフリで構わない 聞かない 聞かない 聞かない そしてなぞる平行線
作品ID:
C276
クリエイター名:
Scene
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A.D.20XX 20XX年(にせんいくつねん) 未来の あなたと私の 関係 Story って一体? 「やっぱ地球は青かった」って 肩を寄せ合い笑い話 空飛ぶ車もケンカもただの光景 未知との遭遇? Not so good なこの関係も たまにはさ あるけど 既知との幸福 信じてさ 共に寄り添っていこう そっと 抱きついた瞬間 人肌感じない体 でもどこか 繋がっていれる 気がした たとえ Freeze 止まる世界でも きっと Please 喜び合える日 いつまでも いつまでも 絶えず アンドロイド化した人間世界 追いやられて 消えそうな 感情 押し殺して 愛しむ
作品ID:
C090
クリエイター名:
ao no yoi
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バイバイ シュレディンガー 淡い黄昏 長いお別れ サイダーみたいな 都市は遥か離れてく 綺麗なまま 星から星へ 箱庭に乗って ふたりでいればもう涙なんて 流れないと思っていたのに 過去や未来を追い越して ずっとふたりは特別でいられたらいいね まわる時空は何光年 軽い冗談も痛快でいられたなら バイバイ シュレディンガー 甘い憧れ 眠りは覚め ただ時間と静けさだけが過ぎてく 虚空の果て 闇から闇へ 航路はつづく ふたりでいれば切なさなんて 感じないと思っていたのに もう戻れない 光すらない ひとりみる夢は 水の中 魚になった 踊るように 過去や未来を追い越して ずっとふたりは特別でいられたらいいね 閉じた無数の運命も 朝焼けに抱いた感情もそのままでさ いつかふたりが落ちていく星に 光が描いた平行線 永い永いお別れ バイバイ シュレディンガー バイバイ
作品ID:
D007
クリエイター名:
やめまる
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作品ID:
D009
クリエイター名:
ミドリノ ハサミ
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作品ID:
D170
クリエイター名:
HK Yuri
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作品ID:
D179
クリエイター名:
かなめ
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作品ID:
D199
クリエイター名:
じょん
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作品ID:
D272
クリエイター名:
mamezo
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作品ID:
D276
クリエイター名:
詩音
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作品ID:
D280
クリエイター名:
K N
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作品ID:
E210
クリエイター名:
大和田 拓
僕はやさしい。誰よりも。
僕はやさしいことで評判だ。 両親からは「やさしい人になりなさい」と育てられた。 幼い頃から、先生にも「やさしいね」と褒められていた。 大人になってからも、上司から「やさしい人だね」と評価されていた。 僕はやさしい。間違いなく。 今日だって、電車でおばあちゃんに席を譲ったし、部下の仕事を巻き取って、残業までした。「ありがとう」と言われるのが嬉しかった。 どんなに仕事が遅くなったって、家に帰れば皿洗いや洗濯、ちょっとした掃除だってやっている。 僕にとって、やさしくすることは簡単だった。 僕はやさしい。絶対に。 今、僕にはお付き合いしている人がいる。すてきな女性だ。そろそろ結婚も考えている。 彼女は、僕のやさしいところが好きだと言った。 僕も、彼女のやさしいところが好きだ。 彼女もやさしい人だから、やさしいことを当たり前にやってのけた。 やさしい2人。2人もやさしい人がいる。 僕は彼女に尋ねてみた。 「僕ってさ、やさしいよね?」 彼女は答えた。 「んー、やさしいわけでは…ないかな?」 僕は口元に笑みを浮かべた。 「そっか…じゃあ、今から僕のやさしいところを教えてあげるね」 そう言うと、彼女はすぐに僕のことを「やさしい」と言ってくれた。 僕はやさしい。誰よりも。
作品ID:
E078
クリエイター名:
高橋 優輔
無し
きっと皆は、私たちをとても羨むのだろう。 私たちを象ったそれらは実に見事な出来栄えだった。 とても強硬な男だとつくづく思う。それでも私は示したかった。 100年寿命では我慢ができなくなった人類では生命維持装置開発がトレンドと化しており、 あらゆる研究者たちが我先にと開発を進めていた。 自身の身体そのものを維持しようとするもの、 肉体を捨てアンドロイドに意識を移すものと多岐にわたった。 すでに未来への期待など消え失せていた私は、 私の人生の中で最も愛しい時間を形にすることを目指した。 そうしてそれらを眺めながら、彼女の元へ。 私の動機は不純と言われてしまうのかもしれない。 さぞ狂気じみていたことだろう。 この純粋な感情を他人は簡単に揶揄する。無論、言う奴には言わせておけばいい。 そもそも誰も私たちの間に入れてやるつもりなどないのだから。 人類のためといえば聞こえはよく、何かと物事が進みやすかった。 たてまえはそういう程ではあったが、私はただあの日々を永遠にしたかった。 普遍的な、尊くて眩しい君がいた日々を。 ついに成し遂げた私は、私たちを眺める者になった。 私には、私が異常に求めたプラスチックの固まりの私と君が映っている。 私の模造品もうまく私を演じている。 見事に私は客観的に私たちを目撃することができた。 もし失敗があるとするならば、それは私を置き去りにしてしまっている、ということ。 私は私たちの愛を模様した行いを眺めている。 ようやく捉えることができたはずなのに、満たされることはなかった。 こんなものではなかったはずなのだ。私たちの間にあったものは。 そんな陳腐なものではなかったはずだ。私たちの愛は。 私を模様した私は、そんな私など構いもせずに君を抱きしめた。 きっと私は、そんな彼らを羨み続けるのだろう。
作品ID:
E016
クリエイター名:
井草 葱子
BLUE
かつて人間が住んでいた星の周りを無数の人工衛星が廻っている。そのひとつで大きな会議が始まっていた。 「この計画で滅亡してしまったアースを取り戻すぞ」 「しかし博士、これまでにもロボットや酸素発生器の投下は試しています。現地からは失敗の報告ばかりだ。いったい今度はどのような方法を……」 研究員たちはやれやれとスチールチェアに座りだした。 「やはりロボットでは限界なのだ。人間を送り込む。地道でも成功するまで木を植え、酸素を作る。リスクはあるが住居型ロケットで生活すれば問題なかろう」 ひとりの研究員が通信機を手に取る。 「ではすぐに取り掛かりましょう。まずは大統領、首相各位に連絡を」 「いや、待て」博士は少し考えて言った。「思えば奴らが我々に利益を与えたことなどない。アースが滅亡したのも各国同士の戦争が原因ではないか。それから数十年、いまだに国土配分の会合ばかりやっておる。どうだろう、この計画は秘密裏に遂行し、成功し次第、移住してしまうというのは。我々の国を作るのだ」 ロケットにスライ研究員とルネが乗せられ、アースへ出発した。スライ研究員は人工授精により衛星内で生まれ、教育を受けると様々なロボットを開発した。そのうちの一体の目に、今では何の価値もない宝石をはめこみルネと名付けた。 スライ研究員は特別に支給されたコーヒーを一口飲むと、部屋の電気を消した。 「ルネ、アースを見せてくれ」 ルネの額が開き、プロジェクターで壁に映像が映った。 そこは、とある土地のようだった。原始的ではあるが家と畑があり、山から流れる川には魚が泳いでいる。木でできた柵の中に、本で見た家畜にあたる動物がおり、地面に生える草をついばんでいる。その近くを、子供がかけまわっていた。 「音声が届いています」 「聞こう」 『ミスター・スライ、感謝します。あなたのロボットのおかげで私たちは幸せです』 彼らは戦争で家族を失い、宇宙への移住からも取り残された人間だった。 スライ研究員はルネの額を閉じた。ルネの目はうるうると光り、泣いているようにも見えた。 「彼らも文明が進めばまた争うかな?」 「はい」ルネは断言する。「計算上では52年後に第5次戦争、203年後に第6次戦争が起きます」 コーヒーをシンクに捨てて、スライ研究員はルネを抱きしめた。ピピピ、と音がし充電装置がふたりのジャックに差し込まれる。 ロケットは漂い続ける。水を自由に泳ぎまわる魚のように。
作品ID:
E003
クリエイター名:
高原 かづる
無し
「我々人類は、今、決断を迫られています」 太陽系以外の銀河系に、地球と類似すると思われる環境の惑星が発見されたのは、ほんの数年前。 その直後、各国の長が「地球はもう長くない」と共同で声明を出した。 具体的なことは言わず、ただ長くないとだけ。地球に残された時間が百年なのか、数年なのか、そんな情報はなく。長くないとされる理由すら知らされず。そんな曖昧さの中、人類は選択を迫られた。 地球に残るか、地球と類似する惑星を目指すか。 何万光年も離れた惑星に無事辿り着ける保証はなく、運よく辿り着けてもそこで暮らしを営める保証もない。それでも、可能性に賭けるか。 あなたは残る。 私は向かう。 同じ選択が出来ない私たち。 「僕は、体が弱いから長旅に向かないよ。ましてや宇宙だ。君と違って月旅行すら行ったことがないんだから。宇宙の塵になるよりも、地球の土に還りたい。でも君に残れとは言わないよ。いつだって前に進んでいく君が好きだから」 「本物のあなたを連れていけないなら、あなたそっくりのロボットを連れていきたい。あなたの声で喋って、あなたそっくりの字を書いて、あなたみたいなことを言うロボット」 「そんなの連れて行ったら、君は前に進めないよ。僕とのことは、おしまい」 「ロボットは、所詮ロボットで、あなたであってあなたでないし、いらなくなったら捨てるから。最後のプレゼントに作ってよ。あなたならできるでしょ」 「じゃあ、僕用にも君そっくりのロボットを作ろうか」 「馬鹿みたいね。一緒にいればいいのに、私たち」 「どっちも譲らない性格だから」 「それでも、愛してる。ごめんね、それなのに」 「お互い様だよ」 少し悲しそうに彼が笑う。 本当はね、譲れたんだよ、私。残っても良かった。私一人なら。 この子がお腹にいなければ。でもね、私はこの子のことを、一番に考えたい。私たちの子どもに、いつ終わるかって恐怖よりも、これから始まる未来をあげたい。だから私はあなたを置いていく。 この子のこと、言わずに行くことを許してね。 悔いも喜びも、独り占め。私だけのものにしておくわ。 あなたそっくりのロボットと、宇宙旅。 私はあなたを永遠に手に入れて、永遠に失った。 シュレディンガーが聞いたなら、きっと私を笑うはず。 ばいばい、大好きな人。