作品ID:A627
クリエイター名:
unknow
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作品ID
クリエイター名
E207
エッカ アキラ
ストーリー
E034
星野 紗奈
ストーリー
E017
高原 かづる
ストーリー
E008
ほよくぬ
ストーリー
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作品ID
クリエイター名
D040
YsioK*
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作品ID
クリエイター名
B169
shoco
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C332
harupi
歌詞
C224
たまたらこ
歌詞
C217
文文
歌詞
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クリエイター名
C332
harupi
歌詞
B169
shoco
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C224
たまたらこ
歌詞
B169
shoco
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C217
文文
歌詞
B169
shoco
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作品ID:
B169
クリエイター名:
shoco
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作品ID:
C332
クリエイター名:
harupi
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君となら週刊誌に載ってもかまわなない いつもの街の中 蜃気楼の影に揺られて消えてゆく まるで幻みたいに いつか 聞いた愛の言葉 君の声が離れないどうして? 必死にひきとめた夜のこと 私だけだと連れ去って さあ、さあドアを開けて 君の世界へぞんざいな口ぶりに 振り回されてる ドレスコード脱ぎ捨てて こっそり抜け出したなら 真夏の夜 つまらないのあの日常がとか つぶやいては蒸発して まさに 冬の吐息みたいな 運命辿ってる 君と私の境界線は遠ざかって Ah、今になって、ひとりだって… とっておきのレコードかけて 私だけのリズムをきざんで 今だけ全てが私のもの 気づいた頃には戻れない モノクロの世界線 イニシャルで飾って 衝撃的なシチュエーション 待ちわびていたわ 決定的なフラッシュ ふたり包んだあと私を見て とまらないで! レスポールかき鳴らした 深夜のダンスホール 抗えない運命に ずっと溺れていたい 絶望とロマンス いつまで続くのか 懐かしいあの曲に 針をおとして
作品ID:
C224
クリエイター名:
たまたらこ
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次元旅行計画 lyrics by たまたらこ 計画は全部完璧なはずだった 狂うはずはなかった 僕らには決まった未来だと思っていた 不安さえもなくなった 会いたい 会えない 会いたい 日々を いつも 僕ら 繰り返してきた でもそんな日々ももう終わるさ もう未練なんてないや 君に見えてる世界を教えて 君だけの言葉もっと聞かせてよ いつも変わらないセリフだっていいのさ もうわかったんだ 昔の人たちが決めた ルールなんて僕らにはいらない だってさそんな邪魔なものがあったら 進めないよ 僕が生きていたい場所は もうこの世界じゃないさと 手紙に 残して 壊れ 崩れ 消える 世界 「壊れている」のは僕か君か もうどっちだっていいんじゃない? 僕らだけの正解がある 君に見えてる世界を教えて 君だけの言葉もっと聞かせてよ いつも変わらないセリフだっていいのさ もうわかったんだ だから僕は 君が生きてる世界に行くなら 他のものすべて壊れたっていい そのためにまずは僕を壊そう さぁ 壁を越えて すべて超えて たどり着くまで
作品ID:
C217
クリエイター名:
文文
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繋げない手で繋げた画面越し 部屋変わらずにぼっち ゼロとイチ 信号作り上げた君の姿 きっとラグって一秒前 上がって 下がって カラって 笑って ぐだって 詰まって 「無駄も良いよね」って 手を握って誤魔化せないから 尽くす言葉で知っていく ちっとも飽きはこないんだ 一挙手一投足じゃ きっと零しちゃうモノ 伝え合う 今 知っても知り足りないんだ 言っても言い足りないんだ 日々 重ね 積もる 点滅ランプとランデブー 今 切々(せつせつ)言葉を編んでく ただの会えないだけの時間じゃないって知ってるけれど 別々空間ハイテク 空いてる距離ただ無視して 言葉を駆使して 上がって 下がって カラって 笑って ぐだって 詰まって 「無駄も良い」なんて 手を握って誤魔化せないなら 紡ぐ言葉は空回り ちょっと離れた距離感 ぐっと近づくモニター 「もういっか」って思えない もう一回触れたいよ 再現出来ない温度感 「再見(ザイツェン)」「またね」「今度」「じゃ」 夜 明けたならば 会いに行くよ 空けた距離と時間が 教えてくれた 知った君で満ちて溢れ出す今夜 積もる話ないけど 積もる想いあるから 繋げっぱなし 画面を切って 手を繋ぎに行く
作品ID:
D040
クリエイター名:
YsioK*
再生
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作品ID:
E207
クリエイター名:
エッカ アキラ
キーと、ボー
カーテンの端から向こうの世界を覗く。足元には廃船のような糞マミレのサンダル。視線をあげると、ベランダの柵にちょこんと君を見つけた。その瞬間、上空背後から急下降してきた影がブルーインパルスのように再上昇し、君は、その影を追い、あたりまえのように翔んだ。僕がこの部屋に越してきて一月半、まさかの先住民の子孫として、ベランダで育った君ら。TSUBAME。 引越二日目、巣を見つけた時、すぐに撤去しようとしたが、ネットで検索すると、卵がある巣を撤去してはならないとあった。100均で買ってきたモップの柄に手鏡を装着し頭上の巣を調査すると、既に君ら五人兄弟は卵として存在していた。あれから今日まで、僕はベランダという世界を君らに明け渡し、部屋という世界から君らの成長を見守った。 なかなか孵化しない君ら、時々しか現れない親鳥。君らは既に失われた?猜疑心を彼女の笑顔にも投影する。彼女?いつか僕の世界に生まれた愛しい笑顔。今も、僕のココロのモニターいっぱいに映る、彼女の笑顔。 気紛れに思えた親鳥たちをヨソに、君らは孵化し、夜を越え、みるみる成長し、ある朝、巣から地上に降り立った。僕のサンダルの右と左に、ワッチする船乗りのように陣取る君ら、嘴伝いで餌を与えに来る親鳥。僕も強く彼女を抱き締める。でも凹凸のない笑顔は一時停止したまま。その笑顔の向こうで彼女は僕の知らない世界を築いていた。この世界で分断されていく、無数の世界。 キーと、ボー、僕は君らをそう名付けた。希望の希と望。ねえ、覚えてる?君らが生まれて飛び立つまでに、この世界に共に存在し、失われた三人の兄弟を。僕は忘れない、存在した彼女の笑顔。そして僕は予期せず君らの幼馴染みを育てた。それは笑顔の果てに生まれた、諦め。名前は…アキラ…?つまらない。 君らの翼は未来への手紙。またここへ、どこかから、新しい世界を繋げて。キーと、ボー、僕の希望。アキラ、僕の諦め。つまらない。まずはベランダの掃除から始めよう。僕は不意に砂嵐のココロのモニターを持ち上げ窓ガラスの壁に思い切り投げ放つ。世界の融合だ。
作品ID:
E034
クリエイター名:
星野 紗奈
無し
――ねぇ、まだやってるの? うん。やめられないよ、君に会うまでは。 ――止めちゃえば楽なのに。馬鹿だねぇ。 そんなこと言うけどさ、君だって期待してんだろ? ――はて、何のこと? 画面越しじゃ満足できないってこと。 ――そうかなぁ。私は今のままでも十分だけど。 君は、僕にもう一度触れられたら、嬉しいとは思わないの? ――そりゃあ、嬉しいけど、さ。 だろ? 僕がそれを聞いてやらないわけないんだよ。 ――もー、ほんと馬鹿だねぇ。 はは、その言葉ももう何回聞いたかな。 ――でも、ケガしてほしくないんだけど。 そう言われてもね、難しいかな。 ――あー、さては聞く気ないな? はて、何のことやら。 ――この前、機械爆発させて大けがしたじゃん! そうだっけ。 ――そうだよ。そのせいで一か月も会えなかったんだよ? 悪かったって。ちょっとでも早く君に会いたくてさ。 ――それは、まあ、ちょっとうれしいけど。 でも、何もミスはなかったはずなんだよなぁ。何がいけなかったんだか。 ――え、またあの装置でチャレンジするつもりなの。 え、そうだけど。 ――ダメ! それは危ないからダメ! 君と同じ世界に行って、君と同じものを見たいんだ。 ――馬鹿だねぇ。今だって同じ物見てるじゃん。 違うんだよ。それは君が、僕の世界を見てるってだけでしょ。 ――そんなに私の世界が気になる? 君の世界じゃなくて、君が見ているものが気になるんだよ。 ――馬鹿だねぇ。そんな事言ってると、いつか身を滅ぼしても知らないぞー。 いいさ、それでも。 ――――ほんと、馬鹿だねぇ。
作品ID:
E017
クリエイター名:
高原 かづる
無し
「僕は君が好きなんだけど」 「けど、何」 画面越しの彼女がじっとりとした目つきで眉根を寄せる。 「君は僕とは違うから。いろいろ難しいなって思ったりもするわけで」 「違うって、何のこと」 「今だってほら、君は平面的な存在なわけで」 会話はできるわけだけど、彼女がいるのはオンラインの向こう側ってわけでもない。この世界のどこかのようでいて、どこでもないような曖昧な彼女。 「じゃあ立体がお望みなわけね」 画面からふっと彼女が消える。次の瞬間、僕の目の前にホログラムな彼女が現れた。 「これでいい?」 少し誇らしげな彼女が何だか可愛いなんて思ってしまうけれど。 「そういうことでもないんだよ」 「私から言わせてもらえば、あなただって2次元に見えたり3次元に見えたりするわけよ。そして私と違うわけ。違うのはそっちで、私にしてみれば普通は私の方なのよ」 「うん。別にそれは否定しない」 僕と違う、って思うだけで、そっち「が」違う側だって思ってるわけじゃないんだよ。一緒じゃないのが、ほろ苦い。 「次元の話で言えばさ、私は消えることもできるわけ。でもあなたさえ存在すれば会話は続けられるし、私の存在は消えたわけじゃないでしょ。姿はないけど存在しているわけで、一次元とも言い難い。何次元なのかな」 「パラレルワールドの存在なら、そっちで存在していることになるけど、そういうわけでもなんだよね」 「よく分かんない。私があなたの前に存在しているのはあなたが私のことを考えたときだけだと思うのよね」 「でも僕の妄想ってわけでもない」 「私はあなた以外の前でも存在しているわけだからね」 「同時に君のことを考える人間がいたら?」 「同時に存在するんじゃない?」 「どういうこと?君は一人でしょ」 「あなたの常識で考えないで。私たちは違うんだから」 「厄介だな。それに君が僕以外の前でも存在するなんて、何だか嫌な気持ちになるよ」 「それこそ馬鹿みたい。あなたと同じところにいる人間は誰しも、当たり前にあなたがいないところでも存在しているでしょうに」 言われて見えれば、確かに。 「君と同じ世界を生きたい」 「あなた次第よね」 「どうにかできるって?」 「待ってるわよ」 そう言って目の前から消えた彼女は古びたテレビの画面に現れるとウインクして、それから消えた。 君が待っているなら、僕は君のもとに行ってみようか。 どうにか方法を探ってさ。
作品ID:
E008
クリエイター名:
ほよくぬ
無し
案の定、いつもと変わらない朝だった。 瞼を開けて、カーテンを開けて、いつも通り鏡の前で口角を上げる練習をした。(もう必要ないのに、癖のようなものだった) 『一番最初に見つけてくれた人へ お手数をおかけして申し訳ない 申し訳ないついでに我儘を言わせてもらうと、僕について知りたがっている人がいたらこの手紙を渡してほしい まず、この計画を成功させるための涙ぐましい努力について 古いルールに従って生きていた僕は、徐々に社会での営みを放棄していった 会社を辞めて引っ越しをして、SNSのアカウントを消して、通信機器を全て処分した 探してくれた人に対しては(いるかは分からないけど)、申し訳なく思う 次に、こうするに至った理由についてだけど…… 僕が生きていたい場所はもうこの世界ではなくなった これ以上説明のしようがない こう書くと悲観的な理由でこの選択をしたと思われてしまうかもしれないが それだけは否定させてもらいたい 今の僕にあるのは希望だけだ この世界で僕に関わってくれた人々に感謝を』 一息ついて、筆を置いた。 これで十分だろう。 僕が無言でゆく選択をしなかったのは、僕自身にとっても意外なことだった。 一言で言うなら気まぐれ。はっきり分かっているのは、未練が理由ではないことだけ。 部屋の中に君との思い出を配置していく。 君の世界ではとっくに廃れたシャボン玉(VRのほうが綺麗だからね) 君の世界では栽培されていないオレンジがささったジュース(果物愛護団体がいるらしい) 君の世界では存在すらしていない紙で作られた雑誌(手触りを気にしていたから持っていけたらよかった) 君の世界では背景としてしか認識されていない花(花言葉は恋の炎。君はこの花を選んだ理由を”可愛いから”とだけ言っていた。本当かな) そして、いつからか同じ言葉を繰り返すようになった君を抱き締める。 準備は整った。 部屋の中なのに星が見える。君が生きている世界へいざなってくれているような、暖かな光の星。 覚悟など必要なかった。 だから僕は、瞼を開けるように、カーテンを開けるように、口角を上げるように、