作品ID:A634
クリエイター名:
Seki
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作品ID
クリエイター名
E301
Hachiko Iriguchi
ストーリー
E183
与那宮 りお
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作品ID
クリエイター名
D059
tomoki
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クリエイター名
B362
tomoki
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C363
tomoki
歌詞
B075
MICHIAKI
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MICHIAKI
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作品ID:
B362
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tomoki
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B075
クリエイター名:
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作品ID:
C363
クリエイター名:
tomoki
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いつかまた会おうねの数文字の 言葉の重さは私にしかわからないだろう 数えきれない喜びや 数えきれない悲しみを全部 このアルバムを見返して 少しだけタイムスリップ あの頃2人並んでさ 海を見ながら言ったこと全部 叶えられなくてごめんね 少しだけならいい日だったと 言ってくれるかな あなたと過ごした日を 全部全部覚えてるわけじゃないけど でもさ泣いても 仕方ないことだからしないよね いつかまた会おうねの数文字の 言葉の重さは私だけがわかる かつていた 隣にいたんだ 間違いないんだそれだけは だからまた会おうねと誓い合って 素晴らしき日々に夢を描き終える あなたと2人 私と2人で そう これが最後だと決めたんだ
作品ID:
C079
クリエイター名:
MICHIAKI
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カーテン 作詞・作曲 MICHIAKI 優しい風に包まれて 暖かい風に包まれて 踊り出すカーテンの向こう 見え隠れする雲の隙間から覗いてた 笑ってる太陽が 移り気な歌を聴き流し 移りゆく景色見送れば そこに何があったなんて そこに誰がいたかなんて 忘れたよ、大事なものは、ここにあるから それは、ずっと同じ ここにあるのさ 胸の中 あの日のまま 笑っている どこに行って何を見たなんて そんな事、どうでもいいのさ この風に抱かれたい それだけさ それだけでいい 冷たい雨が降ってきても 傘をさせば、いつか晴れるさ 夕焼け空と、踊るカーテン 眺めていたい 優しい風に 抱かれたまま
作品ID:
D059
クリエイター名:
tomoki
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作品ID:
E301
クリエイター名:
Hachiko Iriguchi
無し
2089年8月4日午前8時。皆既日食まであと少し。 宮古島のとある海岸近くの公園で、一樹は一人空を眺めていた。 まだ小学生だった19年前この場所で見た皆既日食。初めて見る自然の天体ショーにとても興奮したのを思い出す。「また一緒に見ようね」隣で見ていた遥とそう約束したことも。 近所に住む同じ年の遥とは子供のころからいつも一緒だった。海で遊んだり、音楽に興味を持ち、バンドを作ってギターを練習したり、海辺で歌ったりした。付き合っているわけではなかったが、心許せる親友として、お互い大切な存在だった。 高校生になると、一樹は将来について考えるようになった。都会のオフィスでバリバリ働くビジネスマンを夢見て受験勉強に励んだ。遥と過ごす時間は減ったが、努力の甲斐あって第一志望の東京の大学に合格した。遥は地元の美容院で就職が決まっていて、卒業後は離れ離れだ。 卒業式の日、笑顔で別れようと言っていたのに、遥は涙が止まらなかった。一樹は遥のために歌を作りそれをCDにして渡した。笑顔で歌う一樹を前に涙でくしゃくしゃになった遥の顔、それが一樹が最後に見た遥の姿だった。 2年後の成人式に遥と島で再会を約束していたが、一樹は戻らなかった。東京での刺激的な毎日に夢中だった。 けれど就職して数年が経つと、プライベートな時間もほとんどとれない激務の日々に心身ともに疲れ、一樹は故郷の宮古島に戻ってきた。 ずっと島にいる友人の話では、遥は成人式が終わってすぐ家族で関西に引っ越したらしい。引っ越す前に一樹に会いたかったと残念そうに言っていたそうだ。 「いつかまた会おうねの数文字の言葉の重さは私にしかわからないだろう・・・」 遥に作った歌を口ずさむが、喉をこみ上げてくるものがあり、声にならない。 遥は今頃どこでどう暮らしているのか。会いたい気持ちがこみ上げてくる。 「数えきれない喜びや数えきれない悲しみを全部あのアルバムを見返して少しだけタイムスリップ・・・」 歌の続きが聞こえてきて、思わず振り返る。笑顔で一樹を見つめているのは、大人になったが幼いころの面影が残る遥だった。 「歌、覚えてくれてたんだ」 「CD100万回くらい聴いたから」 「引っ越したんじゃなかったの?」 「また一緒に日食見ようって約束したでしょ」 涙を見られたくなくて、一樹は顔をそむけた。 「泣かないでよ~」 「泣いてねーよ」 思いがけない奇跡に涙が止まらない一樹と笑顔の遥。卒業式の時と立場が逆の光景だった。
作品ID:
E183
クリエイター名:
与那宮 りお
なし
はじまりは「ひとめぼれ」だった。 入学式で新入生代表を務めていた彼はとてもまっすぐな瞳をしていて、ひとめぼれなんてしたこともなかった私が一番驚いた。一度でいいから話してみたいと思った。 偶然にも同じクラスで同じ部活動に所属した彼とは、すぐに仲良くなることができた。彼の近くにいられる、そんな幸せな日常が続いた。 でも、突然その日常は音を立てて崩れた。部活動中に彼が倒れてしまったのだ。 そのあと、彼はしばらく入院した。 入院した後に、彼が 本当は手術をしなければ長く生きられないと言われている状態であったことを知った。 正直、信じられなかった。 だって、私が彼の近くにいるときはそんな様子なんて全く見せなかったから。 もしかしたら、気づかないうちに無理をさせてしまったのではないか…。いつか告白しようと思っていたけれど、彼の重荷になるかもしれない…。 そんな思いが心から離れてくれなかった。 彼が退院し、学校に戻ってきた。しかも驚くことに、登校してきてすぐ 「少し話したいことがあるんだけど…、放課後時間ある?」 と、話しかけてきた。 何かあったのかもしれないと思った私は、それをすぐに承諾した。 放課後、海の見える公園に移動すると彼は話しだした。 自分の病気のこと、成功率は低いが手術を受ける決断をしたこと、 手術を受けるまでにやりたいことがあること。そして、私にそれを一緒に叶えてほしいと言いだした。 理由を聞くと、少し赤い顔をしながら 「好きだから。」 と、答えた。 私は嬉しくて、気づいたらそれを了承していた。 その後、彼と私は手術の日までたくさんのことをした。 デートしたり、一緒にテスト勉強したり。 それでも時間は足りなくって、全部を叶えることはできなかった。 そして、卒業式の日。 夕暮れの教室で、私は彼と向かい合っていた。 明日、彼は手術のために入院する。 最後の言葉を交わそうとしたとき…急に変な音がした。 目が覚めると自分の部屋だった。どうやらあれは夢で、音の正体は目覚ましのアラームのようだ。夢を見て泣いていたことはもうわかっていた。たぶん、こんな夢を見たのは今日が彼の命日だからだろう。夢では最後に彼が何と言ったのかわからなかったけれど、私は今でもその言葉を覚えている。もう会えない彼があの時どんな思いでその言葉を伝えてくれたのかはわからない。けれど、それが彼にとって覚悟のいる重い言葉であっただろうということを、私だけは知っている。