遠くなる街の中で小さくなっていく君を探していた　 ばかみたいかな？心の何かが足りなくなって 変わらない日常につまんないなんて嘆いていたけど 僕の世界にはずっと君が笑ってたんだよ 君のこと思い出すたび泣かなくちゃいけなくなったよ そんなこと君には関係ないね　もう気にしないで きっと戻れない地平線の向こうに君がいると わかっていても飛行機雲はそっと距離を伸ばしていく きっと届かない不定形の未来で僕が花と浮かんでいても 君は笑わないよ

＜そして…＞ 朝焼け空　紫がかる雲 薄紅　琥珀　深く惑う 澄み切った青い空は現れるか？ そして… 時間の流れ過ぎていくのを眺めていた 不安ばかりがいつも追い越し竦（すく）んでいた 沈みゆく心を憐れみ 「仕方ない」と都合よくかばうけど 本当はもがけるんだ ここから離れる勇気を こぼさないように 朝焼け空　紫がかる雲 薄紅　琥珀　深く惑う 澄み切った青い空は現れるか？ 灰色窓　つたう涙しずく 求めて　消える　小さな兆し　 澄み切った明日の空は現れるか？ 重い雲を突き抜けて 目立たないよう息をひそめる自然な日々 不幸の欠片 押し付けられて作り笑い 知らぬふり　心を隠して 「さよなら」と何度も巡るけど 生きやすさとは何だ？ 選ぶ道はいくらでも 遠く見渡し　 朝焼け空　紫がかる雲 薄紅　琥珀　深く惑う 澄み切った青い空は現れるか？ Ah-Ah- 今までにがっかりしても 次には願ってもいいよね 何が変わるかわからないけど それでも正面突破するしかない Ah Ah　Ah Ah- 降りしきる過去　霞がかる未来 感情　運命　交錯する ゆるぎない今日の空は忘れはしない 朝焼け空　紫がかる雲 薄紅　琥珀　深く惑う 澄み切った青い空は現れるか？ 重い雲を突き抜けて そして… そして…